あゆみの箱とは
1965年に募金箱の名称を「あゆみの箱」と命名
募金箱は撮影現場の残り木を利用して作成
「あゆみの箱」は、1963年に俳優の伴淳三郎氏が、当時、小児麻痺で苦しむ子供たちに光を当ててあげようと活動を始め、同年12月23日に志を同じくする俳優の森繫久彌氏らと共に、社団法人あゆみの会を発足。
新生あゆみの箱について
これまで数回リニュアルが図られており、2007年以降現在まで使われているのがプラスチック製となる。
今回「一般社団法人あゆみの箱」を設立を期に、初代の撮影所の大道具担当者が余った材木で作ったものをイメージし、三河材の温かみのある木製箱を使用していく予定です。
あゆみの箱(単行本)
芸能人が始めたボランティア
「ボランティア」も「チャリティ」も、その言葉さえ使われなかった時代に、国の福祉政策を促進させるほどに影響を与えた活動を始めたのは、芸能人たちだった。そして今も、この募金箱は全国に二万箱が配置されていて、多くの募金者の支援によって、障害者への援助の橋渡しを続けている。三十七年間、事務局でこの活動を支えてきた著者が、「あゆみの箱と私」を語る。